自分語り-20200315-学生(研究)生活!
ご無沙汰しております。
10億年ぶりくらいの更新ですか?
2億年前のように静かだね。
世間は新型コロナウイルスの話題で持ちきりですが、
出会いと別れの季節となりまして、私の人生においても大きな節目となりました。
平たく言うと就職ですが。
最近はメンタルも比較的安定しており、就職すると確実に荒れるので今が更新のチャンス!
というわけで全く語ってこなかったここ数年の学生生活や私生活について、記しておこうと思います。
いつ消えるかもわからんブログに「記しておこうと思います」とか正気か?
文章量が多くなるため、今後数日かけていくつかの記事を更新していきます。
これから進学や就職を控えている方には参考になるかも?ならない。
今後の更新予定は以下の通りです。
- 学生(研究)生活!(本記事)
- 後輩ができた!
- 学会に出た!
- 就職活動は辛かった!
- 得られた成果!
- 直近の私生活!
往年のオタクだからさ、『けいおん!』のサブタイトルみたいに全項目にエクスクラメーションマークつけちゃった。
懐かしいね?
本記事では目次1つ目の 『学生(研究)生活!』について記載しています。
学生生活について
別に隠していたわけではないので、以前から私のことを知っている方々は
ある程度私の年齢についてご存じかもしれません。
無事Fラン大学を卒業し、今年就職ということで、
なんとリアルに「24歳学生です」をやっていたわけです。
恥ずかしいね?
大学入学当初の記事は下記リンクの通り。キモくて泣いちゃった。
mizuki-excretoryhuman.hatenablog.com
結局大学で友達と呼べる間柄になれたのは片手で数えられる程度.....
もろちん彼女もできておりません....生きていく甲斐がない.....
サークルには最初の半年間しか所属していませんでしたが、恋人を作るという目的があるとか、真面目に活動しているサークルでもないなら所属している意味があまりないと思います。
他学部の人と時間を潰すだけの仲になったところで何の役にも立たないので。
むしろ足を引っ張られます。
入学当時にサークルの先輩に「俺はフル単(単位を一つも落とさないこと)なんだぜ!」とか自慢され、他の先輩らがすごいすごいと持て囃していたため、
純粋無垢な僕は「すげぇ!」と思っていましたが、今思えば全くすごくない。
では学生の間何をやっていたのかというと、遊び惚けていました。
得たもの、ナシ!w
本当は580万円の借金(奨学金)を得ました。 涙が止まらん。
私は一応理系学生だったのですが、研究室に配属されるのが4年次で、
入学前に想像していたような「理系だから研究!」みたいな経験が学部ではできませんでした。
正直肩透かし。何のために高い学費を払わされていたんだ....
ということでFラン大学院に進学。さらなる借金を抱えることに....ウケる。
所謂『修士課程(もしくは博士課程前期)』に進みました。
私の大学はFランだったということもあり、大学院への進学率はカスでした。
(まともな理系大学だったら進学率は50%程度はあります)
大学院と言えば、よく「鬱になる」とか「社会人になることから逃げたやつらの集まり」とか言われますが!
私の周りに限って言えば!
全くその通りでございます!
私と同研究室の1つ上の先輩と1つ下の後輩が鬱とまではいかなくても、カウンセリングを受けていました。
私は健康診断で心療内科への紹介状を書かれましたが、診断を受けていないので病気ではありません!
修士課程の2年間は比較的真面目に過ごしていた気がしましたが、思い返すとそうでもなかった。
Fラン大学のカス研究室群の中では比較的大変な研究室(学生らにブラック研究室とか言われてた)に入った私。
いったいどうなっちゃったのー?! 死んじゃったw
研究というと漠然としていますが、だいたいは
文献漁り、必要な物品の手配、実験、解析、考察、資料作り 、論文執筆 etc.
のことを指していると思います。
これらのことを朝から夕方(場合によっては夜中)まで、講義やゼミの合間を縫って行います。
こんなん平日だけで終わるわけないだろ!いい加減にしろ!
私の研究室はAM 9:00~PM 5:00がコアタイムでしたが、私は完全に無視して(ゼミや講義に遅刻しない範囲で)遅く来たり早く帰ったりしていました。
私の研究室では(やる気があれば)1年の内に5件程度、国際 or 国内(地方)学会で論文発表をしました。
分野にもよると思いますが、学会の開催はだいたい8月~10月に集中していて、
論文投稿締め切りの5月~6月は皆バタバタしていました。
学会は日本全国あるいは海外で開かれますが、
私の研究室は学会にかかる費用(会員登録料、論文投稿費、旅費 etc.) が全部自腹!死ぬ!実際死んだ。
他の研究室は2年間の内、1回しか地方学会に出ないとかで、費用は研究室持ちでした。
私もそれがいい。さすがに海外は出費がやばいので泣きながら研究財団に旅費くださいって申請書を書いた。審査通らなかったら学会出てない。
ところで私はそこまで追い詰められませんでしたが、研究の進捗が芳しくないと論文を書くことが苦しくなります。
他学生の名誉のために補足すると、これは決して研究をサボっていたとかではなく 、
全く新しいことを研究しようとしているので思うように結果が出ないことも往々にしてあり得るのです。
学会発表に限らず、修士課程は2年間という短い期間であるため、
進学時点で研究テーマを考え、あるいは先輩から引継ぎ、
「2年後にどのような修士論文を書いて修了するか」を決めなければなりません。
修士論文を書き上げないと修了できないのですから、研究が思うように進まなければ
多大なストレスを抱えることになると思います。
毎週のゼミで進捗報告をする際にも、他学生の前で教員らに詰め寄られてしまうわけです。
(実際には教員は強く責めているわけではなく、純粋に問いかけているだけだが、
矢面に立たされた学生は、人によってはとても責められているように感じる)
私は問題を先送りにする癖があり、その癖のせいで現在進行形で苦労しています。
こういった性格や障害の人はかなりキツい研究室生活になることを覚悟しなければなりません。
前述のカウンセリングを受けることになった同研究室の2人も「先送り癖」と「研究が思うように進まない」二重苦のせいでそのようになったと言っても過言ではありません。
正直自分の首が回らなくなるまで相談もせず抱え込んでいた本人(私含め)に問題があるのですが。
私は新規テーマの研究だったので、立ち上げからやる必要がある上に先行研究もほとんどなく、
手探りで進める部分が多くてそこそこ苦労しました。
(前例がないと正解か間違いかさえ分からない)
とにかく『相談』が大事です。教員に対しても、他学生に対しても。
皆に自分が今どういう状況なのかを知ってもらいましょう。知らないと助けようがありません。
指導教員が忙しそう?皆に無能バレするのが恥ずかしい?
関係ありません!何のためにお金払ってるんですか!
教員が忙しそうならさっさとアポを取りましょう!
指導してくれないなら教員ではありません。仕事辞めろ。
幸い私の研究室の教員は優しく、指導に熱心な方々(就職の相談にも乗ってくれた)だったので助かりました。
ここまでボロクソに書いておいてなんですが、私は「大学院への進学をやめろ」とは決して言いません。
私のように先送りにする癖がある人はそれを矯正する、あるいは矯正できないにしても向き合い方を考える良い機会になると思います。
こういう癖を「これも個性だ」とか「周りに理解して許してほしい」とかいう方々が一定数いますが、
自分も苦労するし他人にも迷惑をかける癖なんて、放置しておいても百害あって一利なしですからね。
「自分はこういう癖があるからこういう風にしよう」とあらかじめ自分のことを知っておくことが大切だと思います。
但し、お金もかかるし楽ではないのでオススメもしません。
そんなこんなで苦労して学会に出ることになるのですが、学会についてはまた別の記事で。
今回の記事は以上となります。
お疲れ様でした。