廃棄物処理場

メンヘラクソブログ。

自分語り-20200318-学会に出た!

ご無沙汰しております。

昨日は更新をサボった....

これには深い事情がありまして....お酒を飲んだのです....

 

本ブログ初?のシリーズものの記事の3つ目。

ナンバリングタイトルの3作目が駄作になる法則。

 常にクソ記事だから問題ない?確かに。

 

ちなみに前回のクソ記事

mizuki-excretoryhuman.hatenablog.com

 

今後の更新予定は以下の通りです。

  • 学生(研究)生活!
  • 後輩ができた!
  • 学会に出た!本記事
  • 就職活動は辛かった!
  • 得られた成果!
  • 直近の私生活!

 

本記事では目次3つ目の 『学会に出た!』について記載しています。

 

今回の記事は2部構成。

前半に発表資料の作り方とか

後半に学会に出たときの写真とか

 

ギリギリ役に立つかもしれないのは前半ですね。

ギリ・ガデューカ・アスピスなので。

でもこの広大なインターネット、発表資料の作り方なんで腐るほど紹介されているので見る必要ナシ!

 

 

発表資料の作り方

学会は主に口頭発表(オーラルセッション)ポスター発表の2パターンがあります。

口頭発表は、PowerPoint等のプレゼンソフトを使う発表形式です。

与えられた時間内に発表と質疑応答を行います。

ポスター発表は、規定にもよりますが、おおよその場合はA0かB0サイズのポスターを1枚貼りだす発表形式です。

ポスターを貼るだけではなく、発表者はポスターの近くで待機し、

聴講者に質問された場合には適宜答える必要があります。

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↑これは口頭発表

 

ここでは、主に口頭発表の資料の作り方を紹介します。

とはいえ学会用(あるいはゼミの進捗報告用)の紹介なので、ビジネスで使えるかどうかは不明です。

正直、資料のスタイルは自分の好みが大きいんですけどね。

 

発表資料を作る際に気を付けるべき(と私が思っている)ことは以下の2つ

  • 聴講者が理解しやすい(専門家でなくとも最低限の知識があれば何となく理解できる)資料か
  • 必要な情報が記載されているか

基本的に聴講者に対して親切な資料を作ります。 

 

下の画像を例に説明します。

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1. 今何について話しているかわかる

スライドの一番上には「研究背景」だとか「実験方法」だとか、このスライドでは何を話しているのかを一目でわかるようにしておくと親切です。

 

2. 見やすい文字と図の大きさ・読みやすい文章

文字の大きさが小さいと後ろの方に座っている人が見づらい資料になります。

文字の大きさは20 pt以上が望ましいと思います。

発表資料では『明朝体』や『Times New Roman』のような細い字体の使用は避けた方が良いです。

強調したい部分などには赤文字を使う等、文字色も使い分けましょう。

但し、1枚のスライド使う文字色は、多すぎるとどの色が重要なのかわからなくなるので、3色程度にしておいた方が良いです。

また、Excel等でグラフを作った場合、デフォルトだと文字や軸線の色がグレーになっているため、薄くて見づらいです。

 

『スライド1枚につき1分』という発表の目安がメジャーな気がしますが、

「文字が多すぎて見づらい(人は文字が多いと読み飛ばす)」

「喋ってる量に対して資料に書かれている情報が少ない(情報が頭に入りづらい)」

というようなことに繋がりかねないので、場合によりけりだと思います。

私は普段『スライド1枚につき1分』を無視しています。

学会によっては発表時間が10分とかなのに、『スライド1枚につき1分』を守っていたら、

10枚の資料に必要な情報をすべてまとめなければならず、図も小さくなり、かなりわかりづらい資料になります。

 

文章もダラダラと何行も書くのではなく、必要な情報を簡潔に書きましょう。

文章の中途半端なところで改行していると読みづらいので、キリの良いところで改行するように調整しましょう。

 

3. ページ数を明記する

ページ数を書いておくと、質疑応答の時に聴講者が「〇ページのところなのですが」と質問しやすくなります。

 

4. 直観的にわかりやすい資料を作る 

図形やアニメーションを使って直観的にわかりやすい資料を作りましょう。

自分の話すペースに合わせて、必要な情報をアニメーションで表示する方法も良いと思います。

最初から全部を表示していると、発表者が話すよりも聴講者が目で読む方が早いので、

発表者の話を聞き流してしまう場合があります。

 

また、文章と文章を矢印で繋げる場合などは注意が必要です。

たまに矢印を使っているのに話が繋がっているように見えなかったり、なんで矢印を使っているのかわからなかったりする資料を見ます。

矢印は基本的に順接的な使い方をしないと、わかりづらいです。

 

上記の図には載っていませんが、グラフや実験画像等の図を示す場合、ただ図を載せるのではなく、

図のどこに注目するのか、この図から何がわかるのかを簡潔に明記しましょう。

 

経験上 、会場のスクリーンは4:3のスライドに合わせてあります。

16:9で作ることはほとんどありません。

また、4:3で作っていたとしてもスライドの上下両端が切れる(スクリーンからはみ出る)場合があります。

なので、発表資料の端っこギリギリにまで文字や図を配置するのは避けた方が良いです。

 

5. 『まとめ』は発表全体のまとめ

よく結果のみをまとめに書いている人がいますが、まとめには発表の目的も書きましょう。

発表の情報量が多い場合や発表時間が長い場合は特に、最初の方に話したことは忘れられていることがあります。

あとは聴講者が頭の中を整理し、質問を考える助けにもなります。

 

「ご清聴ありがとうございました」という文言に関しては、口で言えばいいのでわざわざスライドに書く必要はありません。

まとめを言い終わった後に、わざわざ「ご清聴ありがとうございました」とだけ書かれたスライドを表示する人がいますが、あれは質問を考える人に対してかなり不親切なのでやめた方が良いです。

 

6. その他発表の際に気を付けること

スライドそのものに関することではないのですが、発表する際には以下の点にも注意した方が良いです。

  • 早口になりすぎない
  • 話し終わったからと言ってすぐに次のスライドに移らず、一拍おいて聴講者が頭の中を整理する時間を確保する
  • 質問に対する回答を準備しておく

 

特に3つ目について、質問されて「わかりません」と答えるのはかなりまずいです。

その時点で議論が終了します。

自分で「どんな質問が来るか」を最低15パターン程度想定し、質問回答用の予備スライドも準備しておきましょう。

ポスター発表の場合、タブレットや予備資料をまとめたファイルが手元にあると良いと思います。

質疑応答をスムーズにできれば、その分多くの議論ができます。

質問を想定する場合には「この質問をする人はどういう意図があるのか」を考えましょう。

例えば、材料に関する質問の場合、

Q. この材料は実際に○○に使われているんですか?

A. 実際には使われていません。

これだけで質疑が終わることがまずあり得ません。

「ではなぜその材料を使ったのか?」「模擬できていると考えているのか?」など、次の質問に発展することはよくあります。

 

また、発表者が質問を想定する場合にありがちなのですが、内情を知らないと出てこない質問を考えがちです。

あんまり細かいパラメータや方法、先行研究、過去の発表に関する質問は、内情を知っている人しか思いつきません。

聴講者全員が同じ研究をしていて内情を知っているわけではありません。

 

日本語での口頭発表の場合は何回か発表練習をすれば話す内容は覚えられると思います。

発表中はPC画面やスクリーンをガン見するのではなく、 ちょくちょく聴講者側に目を向けるなどしましょう。

(発表は独り言ではないため)

 

英語の口頭発表は、私は英語が全くと言っていいほどできないので、

PowerPointのノートにカンペを書いておき、発表中は発表者ビューで確認していました。

仕方ないね。

 

あと自分のPCをプロジェクターに繋げて発表する場合、壁紙にも気を付けましょう。

私は大きなスクリーンに佐藤心さんがデカデカと表示されて笑われてしまいました。

(会場には企業の方や教授、学生が大勢いた)

発表後に声をかけられたので良かったといえばよかったのですが。

 

 

アニメ『理系が恋に落ちたので証明してみた。』の中の研究発表のシーンで、

発表者が専門家以外に全く理解できない発表をしていたり、「この研究が何の役に立つんですか?」と質問されているシーンがありました。

はっきり言うと「この研究が何の役に立つんですか?」とか「どうしてこのような研究をしているのですか?」と聞かれる発表は完全に失敗です。

研究の背景や目的は発表のまず最初に示すことであり、それが説明できていない時点で終わりです。発表の意味がありません。

過去、学会で上記のような質問をされた際に「やりたいからやりました。」とか「この測定方法でできると思ってやりました。他の方法は知りません。」みたいな回答をしている人がいましたが、これは最悪です。

会場で失笑が起きていました。

皆さんはこうならないように気を付けましょう。

 


 

学会発表ではある程度綺麗にまとまったデータを示しますが、ゼミ用などの内輪で議論をするための報告(発表)資料を作る場合は、生に近いデータも見せるようにしましょう。

ゼミ用の報告資料に学会と同じような複数のデータを平均化した値をプロットしたグラフや、得られた生データから複数の手順(計算や画像処理など)を踏んで出る結果のみを示すと、データの処理方法やそもそもデータ自体に間違いがあった場合に誰も気づけません。

 

何かしらの発表資料を作る際には、発表の場に合わせて適切な情報を示せるように注意しましょう。

 


 

学会の思い出

えぇ....(困惑)

発表資料の作り方だけで思った以上に長くなってしまった....

今日の記事お堅いよ~

 

本当は学会で行った旅先の写真をたくさん載せて思い出話でも書こうと思ってたのに....

誰も読まないのになにやってんだか。

ドジっ娘だから仕方ないね?

 

私はこれまでに学会のために、大分や沖縄、広島、宮城、東京なんかに行きました。

また、私の生涯初海外でハンガリーにも行きました。

いろいろな場所に行けるのでなかなか楽しいんですよね。

正直学会なんてちょっと発表して後は観光してうまいもん食って終わり!って感じなので。

ほーんと費用が自腹でさえなければ最高だったのに。

 

以下にはとりあえずハンガリーで撮った写真を載せておきます。

滞在期間は8月の1週間でしたが、毎日酒飲んでうまいもん食って最高やったわ!

(ホテル代と飛行機代で23万円、教員と2人旅)

 

泊まったホテルの窓からの景色。街の中心地だった。

よくわからないけど星4つだった。朝食もおいしかった。

ホテル前の大通りに毎朝物乞いの若い男性がいた。身なり的に多分貧しくない。

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街中を走るトラム。トラム、地下鉄、バスは全て同じチケットで乗れた。

降りさえしなければどこまで行っても約140円。

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街中の景色。日本とは違った雰囲気で、いかにもヨーロッパって感じで良かった。

温泉は水着着用で混浴だった。現地のおっさんが若い女性をガン見してた。

大聖堂の見学料も80円くらいでクッソ安かった。バイオリンやピアノのコンサートもやってて、とにかくすごかった。

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学会は登録料が高いだけあって、ドリンク、軽食、昼食は食べ放題でおいしかった。

米は無味。

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アクティビティも充実していて、学会のプログラムで馬のショーを見たり、ダンスショーを見たりした。

ディナーでは隣に座った外国人と乾杯するなどして談笑した(私は英語がわからない)

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安めのディナークルーズを申し込んだ(当日申し込みでも行けた)

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ビールが500 mLで140円とかだったのでハッピーアワーでハッピーになった。

飯がうまい。パプリカが有名らしい。

飯食ってたらバンドが近寄ってきて勝手に耳元で演奏してCDを売りつけてチップをせがんでくるが、お断りした。

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なんか有名らしいアイス

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そうはいっても日本食が食べたくなったので日本に帰ったらすぐ食べた。

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現地には美男美女ばかりで、夏だったのでみんな薄着でした。

女性もタンクトップ?1枚とかだったので、一緒にハンガリーに行った教員に

「こんなん見たら服を着こんだ日本の女性見てもなんとも思わなくなりますわ!ガハハ!」

つってたけど、結局日本に帰ってきたら童貞丸出しになった。

電車で隣に女性が来たら「オチョチョチョチョチョチョチョチョチョ」ちゅって好きになっちゃうね。 

 

自腹は本当にきついけど学部で卒業してたら経験しなかっただろうし、

この辺は進学して良かったなって思いました。

 

 

ということで今回の記事は以上となります。

お疲れ様でした。